仮想通貨取引所 Zaif(ザイフ)が1月仮想通貨流出分を補償か?
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1月6日から7日未明にかけて発生したAPIキーの不正利用、1月9日には不正アクセス、不正出金があったことが発表されました。
判明している範囲では、
10名分のアカウントで、合計37件の不正出金が実行されたことを確認。15名分のアカウントで、合計137件の不正注文が発行されたことを確認
仮想通貨取引所Zaif(ザイフ)はこの影響で、出金する人が殺到し、出金エラーが頻発しました。
Zaif(ザイフ)が保証方針を通知
テックビューロが運営するザイフで1月に発生した不正出金や不正取引が発生した問題で、ザイフは複数利用者に対して、被害額と同額の仮想通貨を返却する方針を通知しました。
仮想通貨流出では、1月26日にコインチェック社が560億円相当の仮想通貨ネムを流出した事例もありました。このようなことを背景に、取引所のセキュリティーや利用者に対する補償への体制が焦点になっている。
流出原因は?
いまだ流出原因は特定しておらず、API漏洩経路の特定に取り組んでいるとのこと。
漏洩に繋がる共通事項はないと確認が取れた一方で、同社のシステムにも欠陥や漏洩の痕跡はなかったと発表された。
終わりに…
今回の事例も返金が発表されてよかったですが、今後2017年4月に発表された改正資金決済法を施行することで、顧客と自身の資産の分別管理に加えシステム管理や安全対策を義務付けたうえで、金融庁の登録業者や申告中の「みなし」業者のみが事業を行うことができないが、今後このような事例も懸念されますし今まで以上のセキュリティー強化や事業改善等をしていく必要がありそうですね。